酪農学園大学


ヒンメリプロジェクト

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2020

Photo:加藤幸雄 / CATCH-BOX
Photo:加藤幸雄 / CATCH-BOX

2020年祈りをカタチに

 

大切に育ててきた想いを途切れさせないように、そして2021年へのメッセージとして新しい年が輝きのあるものであるようにと「21個の星」に願いを込め構成された2020年のヒンメリです。

 

2017年から作られているヒンメリパーツとゼミの学生さんたちが頑張って仕上げてくれた今年度の星型ヒンメリは「引き継ぐ想い」と「新たな歩み」の象徴です。

 

コロナ禍で進めたプロジェクトは、新しい授業の組み立てなど今までにない展開をもたらしてくれました。初の試みとしてフィンランドの人々の食文化や生活そして考え方などを知ってもらうパートを増やした動画教材を作りました。後日学生さんたちから届いたレポートはどれも熱量が高く、とても心に響きました。

今後のプロジェクトへの活かしたいヒントもたくさんもらいました。素直で柔らかい心を持つ学生さんたちとの交流がこれからも続くことを願っています。2021/01/08


2019

2019年 3年目はフェルトボールアレンジのヒンメリ作品です

 

羊(テクセル)の毛刈リ作業から洗浄→乾燥→ボールへの成型まで全てのプロセスを担当の先生とゼミの学生さんたちの手で行なわれました。使用した羊毛は自然な生成りで、麦わらの色にとてもマッチしています。

 

サステナブル アグリカルチャー= 人と自然が共生し、物質やエネルギーが循環するシステムをつくるという建学の精神はこのヒンメリプロジェクトも同様です。収穫したライ麦は実とわらに分けられ循環が始まりますが、わらも羊毛も未使用のものは別の形でリユースされます。大学内で育てられた素材で構成されるヒンメリ作品。酪農学園大学さんとのプロジェクトだからこそ、実現できた内容だったと実感しています。2020年も取り組みは続きます。2020/01/11


2019年 初夏

 

ヒンメリプロジェクトの打合わせがありました。広いキャンパス内をクラシックなトラクターの展示を見たりライ麦・小麦の畑を見たり楽しい見学コースも回ります。今年も酪農学園大学さんでなければ実現しない試みをプラスした内容で進んでいてアイデアを実現可能にするチーム力、まさにプロジェクトの醍醐味を経験させて頂いています。2019/06/29 


2018

新しいヒンメリを学生さんたちと飾りました

 

ヒンメリを製作する特別授業は11月8日そして26日設置作業を行いました。2018年はヒンメリの展示のほか、カンテレ演奏の第一人者あらひろこさんによるカンテレコンサートをフィンランドの文化に触れる芸術鑑賞企画として開催。12月11日会場には一般の方もたくさんご参加されてこのプロジェクトの取り組み、そしてフィンランドの音楽と装飾を楽しんで頂きました。

 

設置作業の時は、私の作家活動を紹介頂くTVの取材が入るなど前の年とは違った形で「ヒンメリプロジェクト」をご紹介することが出来ました。2年目は学生さんたちで窓辺のヒンメリを仕上げてもらったり毎回新たな挑戦をしています。3年目もすでに新しいアイデアがあり、実現に向け動き始めています。 2019/01/14


2017

北海道江別市にある

酪農学園大学さんとのプロジェクトが始まっています

 

2012年から交流を続けている酪農学園大学の先生とのご縁によりスタートしたこのプロジェクトは、「農産物利用学実習」の中で作物を育てるところから装飾品になるまでの過程を学ぶという大学でも初となる取り組み。準備は2016年から始まっていましたが、私はヒンメリの材料に適した麦わらの選定、下処理のアドバイス、完成作品のデザインと監修・設置作業、そして特別講師として授業を持ち製作指導を行いました。

 

みなさんとても真剣にヒンメリづくりをしてくれました。初めて作る学生さんがほどんどでしたが出来映えも上々で、完成形が飾られた11月20日黒澤記念講堂はいっきにクリスマスの雰囲気に包まれました。今月25日にはクリスマス礼拝が行われたくさんの方にヒンメリを見て頂きました。

 

このプロジェクトは今年が1年目。来年も新しいヒンメリをつくり飾ります。酪農学園大学さんの冬の取り組みとしてのご要望もあり、長く続けられるよう携わっていくつもりです。私が伝えたヒンメリづくりやその想いが大学卒業後全国にまたは世界へ羽ばたいていく学生さんたちの記憶に残っていて、いつか自分でつくることになる場面があったら素敵だなと思っています。

 

作家としての活動とはまったく違った取り組みで、自分自身とても勉強になります。多くの人が関わって大きな作品をつくるというのは、なかなかダイナミックな展開でとても面白いものです。2017/12/29