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駐日欧州連合代表部から

ヒンメリ作家活動についてのインタビューがアップされています

 

駐日欧州連合代表部 公式ウェブマガジン「EU MAG」からの取材依頼があり、フィンランドでのヒンメリとの出合いや作家活動をご紹介頂いています。交流のあるフィンランドセンター所長のアンナ=マリア・ウィルヤネンさんはヒンメリの歴史などをお話し下さっていますので、ぜひご覧下さい。

 

EUと日本の交流に関わる人々を取り上げる「EU-JAPAN / EUと日本」のコンテンツでお声がけ頂いたことは私にとって、とても光栄で嬉しい出来事でした。2009年12月北海道でヒンメリの作品展を開催した時には

「これは何なのか?」という反応しかなく一生懸命ヒンメリの説明をしていたことが今では懐かしい思い出です。2011年からは自分でライ麦を無農薬で育てフィンランドの伝統にならいヒンメリをつくっています。今は様々な素材の素敵なヒンメリが登場していますが、私はやはりライ麦でヒンメリをつくっていきたいと思っています。自然素材が持つ独特の美しさや健やかさが宿るヒンメリが大好きだからです。

 

もうすぐヒンメリと出合ったクリスマスがやってきます。ヘルシンキの街でウィンドー越しに初めて見た時の思いは16年経った今でもまったく変わることはありません。  2024/11/25

 

駐日欧州連合代表部 公式ウェブマガジン EU MAG


Joulu on ovella

だて歴史文化ミュージアム

 

開館5周年記念企画のワークショップにお声がけ頂き準備を進めていました。北海道で唯一藍の生産地として藍染めの体験学習など地域文化を伝えることを大切にしている博物館です。毎年クリスマスシーズンにはクリスマスコレクションを開催しています。今回ワークショップの告知を兼ねて10月から製作ヒンメリや麦わら細工などを構成した展示を公開しています。ガラスケースに収めた所蔵品のレイアウトは私が行いました。自分の好きなものを並べていくこの作業はとても楽しく、ワクワクがつまった展示になっています。

 

11月23日大人向けワークショップではクリスマスに合わせて赤い糸とかわいらしいウッドビーズをアレンジしたヒンメリをつくります。小さな赤いビーズはフィンランドから送られてくるクリスマスカードの赤い実のイメージです。フィンランドの伝統や文化に出合い知って頂く機会を大切にしたいといつも思っています。私がフィンランドで体験したり今も学び続けている多くのことを共有できたら嬉しいです。2024/11/18

 


酪農学園大学ヒンメリ ギャラリー展示&ワークショップ

11月8日(金)-10日(日)Know  Gallery(札幌)

 

「農×アート」をコンセプトにイベントを企画する Know Gallery さんで、学生たちと共同制作したヒンメリ作品が初めて大学の外で飾られます!三日間だけ現れる、ここでしか見ることができない空間造形をぜひご覧ください。

 

9日(土)自身が企画する今年初のヒンメリワークショップもギャラリーで開催。いま私が「いいな」「作ってみたいな」と思っているモデルを試作しながら、内容・サイズなどを決めたヒンメリです。札幌市内でのワークショップは年内ここだけです。作家がヒンメリづくりのコツなども紹介しながらのワークショップ、ぜひご参加ください!2024/10/12

〈ワークショップは定員になりました〉

 左上画像:Know Gallery Instagramより


神戸ファッション美術館

開幕しました!

 

昨日から始まった神戸ファッション美術館「フィンランドのライフスタイル」展。空間を素敵に演出した会場構成で、Section4の民族衣装やハンドクラフトは細部まで見られる展示です。天井から吊り下げられてるヒンメリは真下から見上げてみるのも面白いのでできたらトライしてみて下さい。のんびりゆったり回っているのを楽しんで頂けたらと思っていますが、混雑している会場ではちょっと難しいでしょうか…。数多くのフィンランドデザインをぜひ楽しんで下さいね。2024/09/15

 

神戸ファッション美術館 

フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン

 

 


発売中のMOE月号

フィンランドの美しいクラフト

 

白泉社さんから発行されている月刊誌MOEは、前身の月刊誌を含めると45年間続くたくさんの読者に愛されている雑誌です。グラフィックデザイナーの仕事柄、デザインやレイアウト・写真の撮り方などが素敵で資料としてよく見ている雑誌でした。まさか自分が取材を受ける日がくるとは。毎年ムーミン特集が組まれていますが、フィンランドのクラフトを取り上げるのは初めてとのこと。お声がけを頂きとても嬉しく光栄に思っています。様々なフィンランドの手仕事が紹介されていますので、ぜひご覧ください!2024/08/05

 

月刊 MOE


フィンランド 伝統の装飾品

ヒンメリ 山本睦子 フィンランド

16年前の冬

 

スウェーデンハウスさんのセミナーや来月リリースされるある雑誌の取材でヒンメリとの出合いや滞在生活などお話しするためフィンランドでの暮らしを記録していた写真を見返していました。一年で最も日が短く色彩の少ない12月、家庭やショップのウインドウには光のデコレーションが輝いて外の暗さとの対比がとても美しく、そんなヘルシンキを歩いていた時ヒンメリに出合いました。

 

ヒンメリをつくってみたい、の思いがたくさんの出会いを連れてきてくれて今があります。私のフィンランド語の先生から始まり未経験で挑戦したライ麦栽培では、ご縁あって酪農学園大学の先生との交流は今年12年目に。先日も大学の収穫前の圃場(写真)を見学してきました。

 

2008年冬フィンランドへの旅は特別な旅となり、この時から私にとって特別な国になりました。新しい発見や学びは今も続いています。

2024/07/13


Midsommar Juhannus

スウェーデンヒルズ 夏至祭「北欧暮らしのセミナー」

 

スウェーデンハウスの方が進行して下さってスウェーデン・フィンランド2つの国の夏や冬の過ごし方についてのセミナーが昨日無事終了しました。ご参加頂いた皆さまありがとうございました。

 

スウェーデン交流センターのヨナスさんは民族衣装を着ていらっしゃいます!ヨナスさんの日本との出合いはマンガとゲームだったそうです。私はマリメッコとヘルシンキで見かけた麦わらの装飾品。自分の「好き」が長い時間をかけて素敵な景色を見せてくれるのだなあと思わせてくれたお仕事でした。ヨナスさんにリクエストしたスウェーデン飾りのワークショップ、実現したら絶対参加したいです。これからも交流が続くとよいなと願っています。2024/06/24

 


お知らせ 夏至祭「北欧暮らしのセミナー」

画像上:スウェーデンハウスHPイベント案内より 画像下:モデルハウスでの展示ヒンメリ

6月23日(日)スウェーデンヒルズ

 

スウェーデンハウスさんが主催するセミナーへお声がけ頂きました。スウェーデン出身スウェーデン交流センター職員ヨナス・ホルムさんとスウェーデン・フィンランド2つの国の夏や冬の過ごし方についてお話するセミナーです。会場となる当別町スウェーデンヒルズは北欧の風景そのものでとても美しい場所です。夏至祭では高さ約12mほどのマイストングの立ち上げも行われ、リアルなスウェーデンの夏至祭を体験出来るそうで今からとても楽しみです。

 

ちなみに、夏至祭はスウェーデン語では「Midsommar ミッドソンマル」フィンランド語では「Juhannus ユハンヌス」と呼ばれ、まばゆい光が溢れるこの時期を本当に心待ちにしています。北海道に住む私もその気持ちはよく分かります。

セミナーのお申し込み、詳細はこちらをご覧下さい▶︎

 

昨年に続きスウェーデンハウスさん札幌市内モデルハウスでのヒンメリワークショップも始まっています。今週・来週末も開催します。今年もたくさんの方にヒンメリづくりをご紹介出来るのが嬉しいです。

2024/06/17


いわき市立美術館

今月22日から

 

巡回4会場目になる「フィンランドのライフスタイル」展が6月22日(土)よりいわき市立美術館(福島県いわき市)で開催されます。たくさんのフィンランドデザインに出合う展示、どうぞお出かけください!

2024/06/12

 

いわき市立美術館 

フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン


開 幕

ヒンメリ 山本睦子 フィンランド

ひろしま美術館

 

4月6日「フィンランドのライフスタイル」展が始まりました!今回はヒンメリの魅力の1つ、影も楽しんで頂ける展示です。空気が常に動いているようでゆったりと回る姿を眺め、写真を撮っていかれる方も多いと伺っています。

 

それぞれの会場で特徴ある展示構成になっているのが作品出品者としても毎回楽しみにしているところです。広々とした空間にアアルトのガラスや椅子の名品群がお出迎えしてくれますよ。2024/04/11

 

 ひろしま美術館  特別展

フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン


ひろしま美術館

ヒンメリ 山本睦子 フィンランド

フィンランドのライフスタイル展

 

巡回3会場目になる「フィンランドのライフスタイル」展が2024年4月6日(土)よりひろしま美術館(広島市)で開催されます。今回ヒンメリ作品はこれまでとは違うモデルを展示致します。フィンランドに古くから伝わる麦わらの装飾品ヒンメリを今年もたくさんの方に観て頂きたいと願っております。2024/03/20


Kaunis keltainen

フィンランドのテキスタイルとヒンメリ
画像:johanna_gullichsen_japan instagram より

誰かのために

 

10年以上交流の続く神戸D.E.F.COMPANYさん。コロナ禍の冬ヒンメリをつくりお送りしました。ヨハンナ・グリクセンさんの美しい黄色のファブリックパネルにナチュラルな麦わらのヒンメリ。時は進みましたが想いはいつまでも変わることはありません。

 

ヨハンナ・グリクセンさん日本オフィシャルサイトで「TIE ALL HEART

-心をつなごう- というD.E.F.COMPANYさんが行う災害復興支援活動を知りました。いま私にできることとして賛同します。柔らかい心と行動力、大切なことを気づかされました。

 

ヨハンナ・グリクセンさん日本オフィシャルサイト Instagram

D.E.F.COMPANYさん TIE ALL HEART -心をつなごう-

2024/01/29

 


今年はひろしま美術館から

フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン 展

 

3会場目はひろしま美術館さんで4月6日-6月2日の日程で開催されます。新しい年もヒンメリの魅力をお伝え出来るよう努めてまいります。2024/01/19


Taidemuseoissa vuonna 2023

たくさんの方にヒンメリをご紹介できた1年でした。ワークショップで作って頂いたヒンメリを暮らしの中で楽しんでもらえていたら嬉しいです。2023/12/27

それぞれの画像をタップすると拡大されます


よいクリスマスを!

ペーパーストロークリスマスツリー
photo:Takashi Sakamoto

画像:「つくる」を楽しむ 手芸と手仕事のWebマガジン ミグラテールより

ペーパーストロー クリスマスツリー

 

出版本の編集担当の方からのお声がけで、手芸と手仕事のWebマガジン「ミグラテール」さんのクリスマス企画でヒンメリをご紹介頂きました。

基本形を使ったフェルトボールアレンジや置き型ヒンメリなどが掲載されています。著書で正四面体のレシピを公開していますが、立ち上げる部分の長さを変えると置き型ツリーになり、吊り下げるだけではないヒンメリも提案しています。

 

手軽な素材でつくる時はペーパーストローがオススメ。aino ®と同じくマスキングテープでアレンジするとさらに楽しいツリーに。ペーパーストロー12本を①ベースになる短いパーツに切り揃る。残りを立ち上げパーツとして使用。切る作業は①だけですぐに作り始められます。クリスマスが終わってもインテリアとして使えますね。

 

製作手順もアップされていますのでご覧下さい。出版社の方とひさびさの再会と撮影、とても嬉しく楽しいお仕事になりました。

 Migrateur ミグラテール

 

皆さま、心穏やかなクリスマスをお過ごし下さい。2023/12/21


酪農学園大学ヒンメリプロジェクト

フィンランド伝統の装飾品 麦わらで作ったヒンメリ 

設置作業では

 

毎年ゼミの学生さんたちと一緒に設置・展示作業を行っています。美術館やギャラリーでの展示と同様に、作品を展示空間で魅力的にみせることを考え形にする作業です。学生さんたちが熱心にかかわってくれた今年のヒンメリプロジェクト、くわしくはHIMMELI project をご覧下さい。2023/12/17


神奈川大学 フィンランドウィーク

12月1日(金)ヒンメリワークショップ

 

フィンランド大使館さんとのご縁で神奈川大学さんが開催するフィンランドウィークでヒンメリワークショップを行いました。フィンランドからの留学生や学生さんも参加してくれて和やかで楽しいヒンメリづくりの時間となりました。

 

みなとみらいキャンパスは2021年4月開設された真新しいキャンパス。会場となったソーシャルコモンズエリアは一般の方も利用可能な開かれた空間で、今月27日まで学生さんが書いたメッセージで飾られた「メッセージツリー」も楽しむことが出来ます。このような素晴らしい環境で学べる学生さんを羨ましく思います。ご参加頂いた皆さま、当日まで様々にサポート下さった担当の方々、ありがとうございました。

2023/12/03


JA北海道中央会 研修会

ヒンメリワークショップ

 

石狩管内JA女性部若手世代の方々向け研修会のご依頼で11月下旬ワークショップを開催。部の皆さんからヒンメリづくりのリクエストがありお声がけを頂きました。作物の副産物(麦わら)を材料にした装飾品ヒンメリ、農業に携わる方々が興味を持って下さっていることがとても嬉しかったですし、当日お会いするのが楽しみでした。

 

ヒンメリは糸を結んだりくぐらせたりの作業をしますが「結ぶ」について、ご参加の皆さんが普段作業の時に使われている結び方では「かたむすび」というと「片結び」であって「固結び=本結び・真結び」ではなかったのです!引っ張ると簡単にほどける結び方とほどけないように結ぶでは正反対…。全国でワークショップをしていて結ぶの言い方に違いがあり「“固結び”と言いますか?」と作業の時聞くようにしていますが、今回道内なので固結びの言い方で大丈夫だろうの思い込みを反省。でもその話しをきっかけに「結ぶ」の話題でおしゃべりが出来て楽しかったです。

 

今年は猛暑でご苦労の多い年だったと想像に難くないのですが、皆さんの表情からは一段落した充実感や喜びを感じました。つくったヒンメリを眺めてゆったりとした時間を過ごしてくれていたら嬉しいです。

2023/12/03


2023年ヒンメリプロジェクト

酪農学園大学

 

今年度の製作内容の説明や確認などのため大学へ伺いました。プロジェクトを通し関わっているイベントの話しなど盛りだくさんであっという間に夕暮れ時に。作物が育っている夏の風景から落ち着いたトーンへと変わった景色を楽しみながら戻ってきました。

 

最近はこのヒンメリプロジェクトに興味を持って下さる企業の方も多く、大学×企業コラボなど新しい展開も。学生さんたちに面白い体験を1つでも多くしてもらえたらいいなと思いながら、私が出来るサポートをしています。7年目の製作実習が来月上旬から始まります。2023/10/25


美しいかたち

ヒンメリ 正八面体の魅力

 

12本の麦わらで作られる多面体。つくり方はとてもシンプルなものですが出来上がったヒンメリは単体でも存在感を与える装飾品となります。基本形のみで構成されたヒンメリのモデルは、フィンランドでは伝統的ヒンメリと呼ばれたりしています。私はこの均整がとれたタイムレスな美しいカタチがとても好きです。

 

秋以降もワークショップがいくつか予定されていますが、フィンランド伝統の装飾品ヒンメリの基本形づくりをていねいにお伝えしたいと思っています。2023/09/25


東京都庭園美術館

ヒンメリワークショップ

 

8月3日「フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン」展関連ワークショップとしてヒンメリワークショップが開催されました。この日は麦わらを切る作業からスタートする内容で小学生の皆さんもとても上手にはさみを使い進めてくれました。大人の回は定員を超える賑やかなワークショップに。カンテレの音楽をBGMにフィンランドの手しごとを楽しんで頂きました。

 

私にとって新しい試みがいくつかあり、今後の活動に活かしていきたいと思っています。ワクワクで満たされた2023年の夏を過ごしました。 2023/08/20


素敵な空間にヒンメリ

岩手県立美術館

 

7月29日(土)開幕したフィンランドのライフスタイル -暮らしを豊かにするデザイン-展。天井から自然光が降り注ぐ象徴的な空間にヒンメリ作品を展示しています。学芸員の方々イチオシの空間、作品設置が完了し全体を眺めた時「この空間にヒンメリを」と仰って下さったことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。刻々と変化する光の入り方がとてもドラマチックで、ヒンメリをさらに魅力的に演出してくれています。

 

学芸員の方々をはじめ設置に関わって頂いた全ての方のプロフェッショナルな仕事ぶりに刺激を受け今回も素晴らしい経験をさせて頂きました。

2023/08/09

岩手県立美術館 企画展

フィンランドのライフスタイル-暮らしを豊かにするデザイン-




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