NEWS


▼2023年

伊藤園さんのイベント

今週末北海道で

 

むぎの力でココロとカラダにおいしいひとときを贈る「むぎのある暮らし」プロジェクトのイベントへお声がけ頂き只今準備をしています。久しぶりに箱に入ったヒンメリキットをつくっています。今月末から8月初旬までさまざまな場所へ伺うので、今からとても楽しみです。

2023/07/17


岩手県立美術館

7月28日プレイベント ワークショップ

 

7月29日(土)より開催する岩手県立美術館 フィンランドのライフスタイル-暮らしを豊かにするデザイン- プレイベント「ヒンメリをつくろう」。募集は既に終了し定員を超えて抽選でのご参加と伺っています。ヒンメリづくりを楽しんでもらえるよう今準備を進めています。2023/06/30

 

岩手県立美術館 企画展

フィンランドのライフスタイル-暮らしを豊かにするデザイン-


夏至祭イベント

スウェーデンハウスさん 札幌市内のモデルハウスにて

 

17・18日スウェーデンハウスさんのイベントでヒンメリワークショップが開かれました。ヒンメリ作品を各空間にマッチしたものを選び先月よりそれぞれのモデルハウスに飾られています。

 

イベントでは相談しながら楽しそうにパーツを組み合わせていらっしゃるご家族やご友人同士でヒンメリづくりにご参加された方々も。この2日間小さなお子さんも含め沢山の方とお話させて頂きとても楽しかったです。

 

長い冬が終わり夏の到来を祝う行事としてクリスマスと並ぶ北欧で最も重要なイベントの一つの夏至祭。北海道もまさに今、気持ちの良い季節になっています。来週末もワークショップが予定されています。

2023/06/19


第一会場が終了しました

高松市美術館

 

4月15日から始まったフィンランドのライフスタイル〜暮らしを豊かにするデザイン〜展。あっという間に終了の日を迎えました。期間中たくさんのご来場があったと伺っています。こども+のペーパーストローヒンメリづくりも最終週は平日でも多くの方が製作を楽しんでいらっしゃったようです。開催初日にぎやかにヒンメリづくりをしたことをはじめ、高松ではプレイベントのワークショップ、展示とたくさんの素敵な思い出ができました。皆様ありがとうございました。2023/06/12


高松市美術館 こども+

ペーパーストローヒンメリ アイノ

ペーパーストローヒンメリづくり

親子で気軽にアートを楽しむことが出来る空間として使われているこども+。私は展覧会初日短い時間でしたが、ヒンメリづくりのお手伝いをしました。3月のライ麦わらでつくるヒンメリワークショップにご参加の方から「楽しいよ!と勧められて子どもと一緒に来ました」とお声がけ頂いたお母さまも。いろいろな方とお話させて頂き、本当に楽しい時間でした。ペーパーストローヒンメリは開催期間中いつでも自由につくることができますので、ぜひ足を運んでみて下さい。2023/05/12

 

高松市美術館 開館35周年記念

フィンランドのライフスタイル〜暮らしを豊かにするデザイン〜


高松市美術館 ブランチギャラリー

山本睦子 ヒンメリプロジェクト

香川県立高松工芸高校さんヒンメリプロジェクト

 

2日間に分けてデザイン科1・2年生の生徒さん達がつくってくれたヒンメリパーツは製作数約90個、用意したライ麦わらは500本ほどになります。ヒンメリの後ろはカウニステさんのお仕事でお目にかかった写真家かくたみほさんの写真タペストリー。フィンランドのインテリアと構成されたヒンメリ作品はアーケード街を往来するたくさんの方々が足を止めて楽しんでいらっしゃいますと学芸員の方がおしえて下さいました。

 

麦わらを切るところから始まり、完成したヒンメリをユニットごとに連結する作業や糸の処理など盛りだくさんなメニューを熱心に取り組んでくれた生徒さん達がいたからこそ完成した展示です。そして細やかに作業のサポートをして頂いた先生方へ感謝の気持ちでいっぱいです。香川県立高松工芸高校さんのInstagram でも紹介されています。ご覧下さい!  2023/05/09

 

高松市美術館 開館35周年記念

フィンランドのライフスタイル〜暮らしを豊かにするデザイン〜


高松市美術館 展示

フィンランド伝統の装飾品 麦わらを使ったヒンメリ 山本睦子

始まりました!

 

4月15日(土)から第一会場の高松市美術館さんでフィンランドのライフスタイル〜暮らしを豊かにするデザイン〜展が開催し初日たくさんの方で賑わっていました。見応えのある展示作品数、そのすべてが撮影可能なのも嬉しいですね。

 

展示企画のお話しはずいぶん前から頂いていて、プレイベントのワークショップやプロジェクトの準備は昨年後半から本格的に進めていました。今回プレイベントでは香川フィンランド協会さんにお手伝い頂いたのですが、事前にオンラインで美術館の皆さんと一緒にヒンメリづくりの練習や打合せをしたり今までにない交流が出来たことも大きな収穫でした。

 

設置作業が無事終わり札幌に戻ってきて記録データや写真の整理をしたりして過ごしていますが、すべてが楽しい体験でした。こども+のペーパーストローヒンメリづくりやヒンメリプロジェクト展示のことはあらためてご紹介します。2023/04/21

 

高松市美術館 開館35周年記念

フィンランドのライフスタイル〜暮らしを豊かにするデザイン〜


高松市美術館

ヒンメリワークショップとヒンメリプロジェクト

 

今回のワークショップは4月15日(土)から開催する高松市美術館 特別展「フィンランドのライフスタイル〜暮らしを豊かにするデザイン〜」 関連プレイベントで3月12日は高松市美術館さん、13・14日は高松市美術館さん×香川県立高松工芸高校さんとのヒンメリプロジェクトを行いました。一般募集は定員を超えるお申し込みがあり、ご参加の皆さまのヒンメリづくりへの熱意を感じるワークショップとなりました。何組かお子さんと一緒につくられた参加者さまは「麦わらを使った本物のヒンメリづくりを体験させたかった」とのこと。繊細な作業も上手にこなし麦わらの感触を楽しみながら素敵なヒンメリを完成させていました。

 

翌日からは香川県立高松工芸高校1・2年生の生徒さん達とヒンメリづくり。2日間に渡り学校の先生方や美術館の方、香川フィンランド協会の皆さんのアシストがあって無事終えることが出来ました。つくってくれたヒンメリは4月15日から美術館の別施設で展示されます。パーツの組み合わせや設置作業で再び高松へ伺います。今から完成が楽しみです。2023/03/20

 

高松市美術館 開館35周年記念

フィンランドのライフスタイル〜暮らしを豊かにするデザイン〜


高松市美術館ヒンメリワークショップ

フィンランド伝統の装飾品 麦わらを使ったヒンメリ 山本睦子

3月12日(日)午前・午後

 

まるいウッドビーズを用いたおしゃれ感のある新しいモデルのヒンメリです。ワークショップではパーツの組み合わせを色々考えるのが悩ましいけど、きっと楽しい作業だと思います。アレンジ見本の図版も用意しています。ヒンメリを初めてつくる方にも優しい内容ですので、ぜひご参加下さい!2023/02/06〈終了しました〉


▼2022年

酪農学園大学ヒンメリプロジェクト

今年度の作品

 

昨年までの作品を撤去し中央の集合体ヒンメリが新しくなりました。作業中、多くの先生から「毎年楽しみにしています」と嬉しいお声がけを頂き、ヒンメリプロジェクトがクリスマスのイベントとしても定着していることを実感します。展示作業では今回もゼミの学生さんたちが大活躍してくれました。授業の様子や詳細はHIMMELI project をご覧下さい。2022/12/25


新しい年がもうすぐ

Hyvää joulua ja Onnellista uutta vuotta 2023

 

一面雪で覆われた畑でライ麦たちは静かに春を待っています。来年はどんな年になるでしょうか。酪農学園大学さんとのヒンメリプロジェクトが一段落し2023年に向けた準備を始めています。

 

皆さま、心安らかなクリスマスをお過ごし下さい。2022/12/24


酪農学園大学 実習2回目その前に

ヒンメリプロジェクト

 

学生さんと一緒に製作したヒンメリ作品は大学内の黒澤記念講堂エントランスに展示していますが、他のところでも展示出来ないかというご要望があり候補場所の1つへご案内頂きました。窓越しに北海道らしい風景が広がり牛さんに座って写真が撮れるフォトスポットもあるというスペシャルな空間でした!

 

プロジェクトが始まって6年が経ち、色々な方面への広がりを感じます。昨年展示場所からNHKさんが中継した番組をご覧になった一般の方々がヒンメリ作品の見学を希望され、たくさんの問い合わせを頂いているとお話しされていました。

 

今年のヒンメリ作品展示は12月中旬ゼミの学生さんたちにお手伝い頂き完成します。元気いっぱいの学生さんたちが頑張ってくれて全てのパーツが出来上がり展示作業を待つばかり。昨日の実習では、急きょ海外からの留学生も実習へ入りヒンメリづくりを楽しんでくれました。2022/11/26


酪農学園大学 実習1回目

ヒンメリプロジェクト

 

先週初回の実習授業がありました。今年はヒンメリを作ったことがあるという学生さんや手芸全般できます!という男子学生さん、そしてなんと 「Ievan Polkkaをフィンランド語で歌えます!」という学生さんまで。ヒンメリが、フィンランドが多方面で浸透してきたことを実感する嬉しい日となりました。

 

中学校催事で毎年ヒンメリを作り飾っていたという学生さんは、手慣れた様子でヒンメリを仕上げてくれました。昨年度から新興出版社啓林館さんの中学1年生数学の教科書で正多面体の学びで私のヒンメリ作品写真とともにヒンメリが紹介されていますが、何年か経って中学の時写真を見ました、という方に出会うことがあったらいいなと思っています。

 

今週2回目の製作実習があります。今回参加の学生さんたちとどんな交流が出来るのか今からとても楽しみです。2022/11/21


準備をいろいろと

講習会やプロジェクト

 

明日のワークショップ、毎月のお教室の材料準備やレシピの確認、プロジェクトの教材や構成を考えるなどをして過ごしています。講習会ではどのようにお伝えしたら分かりやすいかなど、製作いただくものを必ず事前につくり毎回手順、タイムテーブルを確認します。模型を用意して説明することも多いです。

 

スムーズに製作に取りかかれるように材料をまとめたり、配布するパッケージを工夫したり。「喜んでくれるかな」と想像しながら進める準備はとても楽しいものです。11月に入りクリスマスデコレーションのCMも流れてきました。しばらくはフィンランドのクリスマスシーズンでは恒例の“ピックヨウル”のような楽しさも取り入れつつ講習会を進めていきます。

2022/11/06


2022年ヒンメリプロジェクト

酪農学園大学

 

先日ヒンメリプロジェクトの打合せに伺いました。すっかり秋の景色になった構内を歩き、どの季節に来ても心地よく仕事なのを忘れてしまいます。ちょうどお昼休みの時間だったのでのんびり芝生に寝転がっている学生やマスク越しでも分かる笑顔で楽しそうにおしゃべりしながら施設移動をしているたくさんの学生たちを見かけました。

 

以前とは違った形の日常ではあっても、対面でコミュニケーションできる楽しさや同じ時間の共有は学生さんたちにとって待ち望んでいたことだと思います。いつまでも穏やかで笑顔の毎日が続くことを心から願います。実習や展示に向けてのいろいろな準備が始まっています。 2022/10/26


ディメンシオ

飾る楽しみ

 

先月終了したアームスタンド付きディメンシオ製作講座。初めてのヒンメリづくりという方もたくさんいらっしゃいましたが、皆さん素敵に完成させていました。自由参加の補講日も設定していて、つくりたいヒンメリの設計図を描きおこしての相談やアレンジの方法、麦の育て方などこの日は色々なお話しをしました。

 

今回のスタイルの講座は初めてでしたが、単発のワークショップとも継続の講座とも違った雰囲気で新鮮でした。このアームスタンド付きディメンシオ製作講座は定期的に行いたいなと思っています。品質のよいライ麦わらでつくるヒンメリ講座でなければと、常に私は思っています。これからもこの考えを基に誠実に取り組んでいきます。2022/08/19

 

意匠登録済み▶︎ ディメンシオモデル


フィンランド SDGs の取り組み

画像:restaurant nolla Facebookより
画像:restaurant nolla Facebookより

札幌の学校で資源活用の授業のために

 

廃棄されるものの再利用としてヒンメリづくりをしたいとリデュース・リサイクルを実習に取り入れたコースの生徒さんから提案があり来月ヒンメリの実習授業をすることになっています。実習前にフィンランドの文化やヒンメリについて講義もするので、フィンランドの SDGsランキングを調べていたら、21・22年世界ランキング1位でした!その中で興味深い取り組みを紹介している記事が目にとまりました。廃棄物ゼロ、食材を無駄にしない様々なアイデアで運営をしているヘルシンキのレストラン。大きな循環システムの視点などとても勉強になりました。講義内容の構成を考えるのも楽しい作業です。2022/08/09

 

レストラン名「Nolla」…なるほど、です。

Nolla 創業者のインタビュー


酪農学園大学さんの牛柄

チャーミングな消火栓

 

学生さんには見慣れたものですが、初めての方にはなかなかのインパクトだと思います。キャンパス内には色々な色で塗装された牛柄消火栓が点在しています。この牛柄、イベント時のエプロンになったり文房具やクリアファイルになったり大活躍しています。

 

この圃場は初めて伺う場所で、広大な風景に圧倒されました。様々な麦を育てていて種類によって色づき方が違っています。黄金色に実った麦が風に大きく揺れ、毎年見る穂波ですが本当に美しいなといつまでも眺めていました。2022/07/20


前半のお仕事

ゴール目前です

 

今年は定期講座や出版本で紹介しているモデルをつくる講座、そしてフィンランドセンターさんのヒンメリワークショップなどやりがいのある活動が続きました。たくさんの方がヒンメリに興味を持って下さり本当に嬉しく思っています。

 

今月は残すところ、ライ麦の収穫第2弾と夏休み明けの仕事の打合せのみになりました。秋は考える・手を動かすの日々、6年目になる酪農学園大学さんとのヒンメリプロジェクトも本格的に動き出します。2022/07/17


来週は2回完結講座です

ライ麦の穂先部分をていねいに選別した材料で

 

この講座でつくるのは出版本に掲載のディメンシオ。製作するサイズに合わせて麦わらの太さもかえていますが、今回は仕上がりの大きさを考えて麦わらは細めのものを使います。このモデルは見る角度によって複雑になったりシンプルな幾何学模様になったり見飽きることがありません。きっと繊細で素敵なディメンシオが完成すると思います。準備もすっかり整っています。ご参加の皆さま27日お待ちしております!2022/06/24


北海道フィンランドウィーク ヒンメリワークショップ

画像:フィンランドセンター Facebookより
画像:フィンランドセンター Facebookより

盛り上がりました!

 

今回のヒンメリワークショップはィンランドセンター様からのご依頼で開催されました。3年ぶりに再会するフィンランドセンター所長のアンナ–マリア・ウィルヤネンさんはとても明るくてチャーミングなフィンランド女性です。ウィルヤネンさんが「みんなで記念写真を!」と撮影会になりました。ィンランドセンターSNSにアップされた写真をはじめに紹介します。

 

ワークショップが笑顔から始まるという楽しい展開。スタート時は皆さん緊張しているのですが、今回は最初から打ち解けた雰囲気でヒンメリづくりをすることができ、参加者へのアプローチはとても勉強になりました。

ご参加頂いた皆さまがフィンランドの文化、フィンランドの人々の魅力に触れる機会になっていましたら嬉しいです。2022/06/03


北海道フィンランドウィーク ヒンメリワークショップ定員になってます!

いよいよ来週末から

 

「北海道フィンランドウィーク」スタートは28日(土)フィンランドサウナカルチャーイベントから始まります。北海道は新緑が美しい季節になり屋外でのサウナやスポーツを楽しむのにぴったりです!週末会場となるガトーキングダムサッポロでフィンランドを満喫して下さい。

 

週明け30日(月)からは市内中心部札幌市民交流プラザや北海道大学へ会場を移してフィンランドの文化やビジネス、教育・子育て、ジェンダー平等など様々なテーマでセミナーが行われます。6月2日(木)は文化と人々 DAY 。18時からヒンメリの体験ワークショップがあります。ご参加の皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!

 

北海道フィンランドウィーク

2022/05/21


オリジナル アームスタンドに飾ったヒンメリをつくります

2回完結講座

 

出版本「ヒンメリをつくる」に掲載しているディメンシオテーブルの上や飾り棚などに置いて楽しめます。今回はアームスタンドをセットした講習会なので、お家に持ち帰ってそのまま飾ることが出来ますよ。詳細はこちらをご覧下さい。講習会のご案内 

2022/04/22


北海道フィンランドウィーク

画像:フィンランド大使館 Facebookより
画像:フィンランド大使館 Facebookより

楽しみなイベントの予告です

 

駐日フィンランド大使館、ビジネスフィンランド、フィンランドセンター、在日フィンランド商工会議所(FCCJ)主催「北海道フィンランドウィーク」が札幌で開催されます!6月2日(木)の体験ワークショップではヒンメリが登場、私が担当することになっています。2019年4月フィンランド大使館で開催された「Feel Finland」でのご縁でお声がけを頂きました。

 

ワクワクする盛りだくさんのプログラム。所属している北海道フィンランド協会も全力でサポートすることにしています。詳しい内容はフィンランド大使館WEBサイトをご覧ください。▶https://bit.ly/377mFqc

2022/04/16


4月期ヒンメリ講座

糸をくぐらせる・固結びする。

 

札幌道新文化センター での4月期スタートの日、今日は基本動作の実習です。久しぶりに着彩している麦わらを使ったり華やかな色合いの材料でヒンメリづくりを楽しみました。

 

ビビッドな赤色に染まっている麦わらを見るのが初めての皆さんは、それが麦わらと知ってかなり驚いた様子。合わせる糸はグリーン・オレンジ・パープルなど6色からお好みの配色で仕上げました。

 

季節感や楽しんでもらえそうなアイテムなどを盛り込んで6回講座を進めていきます。シーズンイベントを意識した回もあったり、ヒンメリだけではなくフィンランド文化についても親しんでもらえたらと思っています。来月の講座もとても楽しみです。2022/04/13


札幌道新文化センター ヒンメリ講座

受講する方と一緒に

 

先日、昨年10月から始まった講座は半年間のカリキュラムが終了しました。定期的に開催する講座を持つのは初めてでしたので、たくさんの発見学びがありました。1回1回そして半年間計6回でどこまでのテクニックを紹介出来るか、作品はどのような内容がよいのかなどなど。ご要望をお聞かせ頂いたり、私の考えをお伝えしたり。通って下さる皆さんの思いが叶う内容をプラスして新たに4月期春の講座がスタートします。

 

3月一区切りの回では、おひとりおひとりにメッセージカードを書いてお渡ししました。ヒンメリを通じて出会えたご縁をこれからも大切にしていきます。継続の皆さま「はじめまして!」の皆さま、お会いするを楽しみにしています。2022/03/16


シックなヒンメリ

4月期からのカリキュラム

 

道新文化センターさんの春からの講座で製作する作品の1つです。ウッドビーズにあわせて黒のタッセルをアレンジしてみました。ナチュラルな麦わらと黒のコンビネーションは私にとって新鮮な印象です。組み合わせる色でずいぶん雰囲気が違いますね。

 

マットな質感のブラックアイアンを用いたインテリアなどを見かけますが、そんな空間にも似合うヒンメリです。2022/01/29


ウッドアームを使って

モビールアレンジのヒンメリ

 

出版本で紹介しているモデルで、オリジナルのウッドアームに吊り下げて飾ります。いくつかのヒンメリを組み合わせて構成するので、全体そして単体のヒンメリでも風をつかまえて回転します。アトリエには高さを変え3セットを1つのグループにして飾っていますが動きがとても面白く、造形的な魅力を見る側に感じさせるアレンジだなと眺めています。写真のように窓辺に飾ると、できる影も楽しめますね。

 

道新文化センターさん(札幌)で開講しているヒンメリ講座〈初級編〉では今月からこのモビールアレンジを製作しています。パーツ構成や連結のバランスはそれぞれお好みでつくって頂くので、同じものは1つもなく完成がとても楽しみです。2022/01/23


お道具の手入れ

切れ味は大切

 

講座で使用しているハサミをこの週末1丁1丁ていねいに研いでいます。特に刃の先端部分がよく切れるように意識して。ヒンメリをつくるための道具で「ハサミ」はとても重要なツールだと私は思っています。切れ味がよくなければたくさんの麦わらを正確に切るのは少し難しいかも。講座ではお道具のことや麦わらの扱い方などヒンメリを美しくつくる色々なヒントもお伝えしています。今年も4月から道新文化センターさん(札幌)でヒンメリ講座〈初級編〉が開講します。2022/01/16


伝えたいのはヒンメリをつくる楽しさ

一人一人のつくるのそばに

 

昨年は少人数になりますが対面講習会が本格的に始まりました。出来上がった時のうれしさいっぱいの表情を再び見ることができる喜びを実感。久しぶりに子どもたちと一緒にヒンメリづくりもしました。小さい手を器用に使い紙を巻いたり糸を縛ったり。しぐさや表情を見ているだけで幸せな気持ちになります。

 

これからも対面で接することでしか出来ないこと、得られないものや時間を大切にしていきたい。対面講習会を再開して思いを強くしています。今年も講習会やワークショップの準備を進めています。新しい年、自然素材に触れ手を動かす時間を一緒にいかがですか。いつもの暮らしにヒンメリが加わることでお部屋の雰囲気が変わりますよ。ぜひご参加下さい!2022/01/16


▼2021年

Hyvää joulua

クリスマスの準備

 

北海道立北方民族博物館さんの講習会や道新文化教室12月の講座も無事終わり年内のお仕事にもゴールが見えてきました。今年6月開催した講習会でつくって頂いたオルキプッキはどのように飾られているでしょうか。

今年私はもみの木の枝を花瓶に挿してオーナメントを下げたり、小さいイルミネーションライトと一緒にオルキプッキを飾ったコーナーをつくってみました。大がかりなデコレーションも魅力的ですが、ピンポイントでクリスマスを演出してみるというのも気軽でいいものです。

 

フィンランドはもちろん北欧のどの国でも、キャンドルを生活の一部として日常使いしています。私が招かれて伺ったどのお家でもキャンドルがとても印象的でした。日が短く暗いこの季節、温かにゆらぐたくさんの明かりで出迎えてくれた心遣いに感動しました。クリスマスシーズン、キャンドルを灯し優しい光に包まれる時間を楽しんでみませんか。2021/12/12


北海道立北方民族博物館 講習会

いよいよ今週末です!

 

網走にある北海道立北方民族博物館さんでの講習会が週末開催されます。昨年こどもたちのために、家の中にあるものを工夫してヒンメリづくりをするご提案をしました。(公式サイト内“おうちミュージアム” はくぶつかんクラブでレシピを公開中)今回小中学生対象に27日(土)紙袋やチラシを用いてストローをつくりヒンメリづくりをします。

 

カラフルな毛糸もクリスマスシーズンにぴったりな持ち帰り用の袋も準備しました。参加してくれるお子さんたちに喜んでもらえたらいいなと思っています。翌日は、私が育てたライ麦わらを使った大人向けのヒンメリ講習会を開催します。自然素材に触れ楽しい時間を一緒に過ごしたいです。

 

冬のこの季節、北方民族博物館さんでの講習会は3回目となります。移動の車窓風景を眺めることと、空き時間に博物館展示を鑑賞するのが毎回私の楽しみになっています。2021/11/23


酪農学園大学 ヒンメリプロジェクト

2021年の実習

 

今年はコロナ感染症対策をしっかり行い対面での実習が今日から始まりました。広々とした教室で距離を十分に取った配置、柔らかな日差しが入る空間でヒンメリづくりをしました。少人数で実習を行うため今週あと2回大学へ伺います。

 

落ち着いた雰囲気の構内を歩いていると、なぜか初めて訪れた時のフィンランドを思い出します。時期が同じだからでしょうか。初冬のモノクロに近い色彩の風景がフィンランドと重なるのかもしれません。

 

5年目のヒンメリプロジェクトも学生さんと一緒に素敵な作品をつくります。雪が積もる頃、黒澤記念講堂へ展示予定です。2021/11/15


麦の魅力がいっぱい

特集 麦の恵み いただきます

 

北海道の旬な情報を発信する ぶらんとマガジン社さん発行 北海道の総合情報誌「HO」最新号にヒンメリ作品や作家としての活動などをご紹介頂きました。表紙には、私が育てたライ麦も登場しています。

 

巻頭ページの様々な麦の解説はとても興味深く、日本国内の約70%が北海道産小麦であることを読みとても誇らしく思いました。それと同時に麦を育てる方々のたゆまぬ努力と情熱が、この素晴らしい結果をもたらしているのだと実感します。北海道の方はもちろん、道外にお住まいの方にもぜひ手に取ってほしい編集内容です。道内のおいしい情報もたくさん掲載されていますよ。ぶらんとマガジン社さん 

 

もう1つ取材のお話。北海道新聞社さん発行 札幌圏限定コミュニティーペーパー「さっぽろ10区」にもヒンメリについての情報が来週掲載されます。2021/11/05


取材がありました

10月末からのお楽しみ

 

出版本で制作した作品をアトリエにたくさん飾り先日取材を受けました。編集内容は写真も含めとても素敵にまとめて頂いています。フィンランドで初めてヒンメリと出合ったのが13年前。ずいぶん時は経っていますが、ショーウィンドウ越しに見たヒンメリの美しさや感動はいつまでも色褪せることはありません。

 

久しぶりにその時のシチュエーションや感情を言葉にして、いっぺんに2008年冬のヘルシンキへワープした感覚になりました。暮らしていたフィンランド。小高い丘の上に建つウスペンスキー大聖堂から見たヘルシンキの街やその場の空気感。当たり前ですが何もかもが日本とは違っていて、本当に遠くに来ているんだなと実感した瞬間などなど色々なことが蘇ってきます。思い出に浸る時間もなかなかいいものだなとこのテキストを書いて思っています。

 

取材内容のリリースはもう少し先なので、くわしいことはあらためてご紹介致します。2021/10/17


秋の始まり

                                                  
                                                  

手しごとが楽しくなる季節

 

この季節になると「はじまりますね」という気持ちになります。刈り取った麦がすっかり乾燥してよい具合に色が落ち着き、1本1本堅さを手で確認し使えそうな麦わらがたくさんある時は本当に嬉しさいっぱいです。

今年は10月から定期的なお教室が道新文化センター(札幌)で本格的にスタートします。毎回充実したものになるよう色々なアイデアを出し準備を進めています。もちろん私が育てたライ麦を使ったヒンメリづくりとなります。 詳細はこちら

 

コロナ禍でお家にいる時間が増え、生活空間をより意識する機会も多いのではと思います。暖かく柔らかなファブリックに衣替えしたお部屋にヒンメリはきっと素敵にマッチします。秋の夜長、動画鑑賞やゲームも楽しいですがハンドメイドの時間もぜひ!

 

秋の始まりと言えば、酪農学園大学ヒンメリプロジェクトもいよいよ動き出しました。コロナ対策を万全にして対面で製作作業をすることになり、今からとても楽しみです。これから2ヶ月間はヒンメリづくりとともに過ぎていきます。2021/09/23


収穫の時

道央も連日気温30℃越え

 

道産子にはちょっと堪える暑さが続いています。7月に入ってから良い天気が多く麦の成熟がいっきに進みました。今年は特に実入りがよい様子。桿の状態はどうでしょうか。これから乾燥させて確認していきます。

 

7月11日の講習会では、オルキプッキと一緒に飾って楽しんで頂ければと麦の穂をおみやげに用意しました。長時間の講習ですが、オルキプッキの足を美しく折り曲げるコツを皆さんと意見交換したり、ライ麦・小麦の違いとか畑で育つ麦の話やフィンランドの麦事情などをおやつブレイクしながらご紹介したり。あっという間に時間が過ぎ、オルキプッキはどの子もステキにとても可愛らしく完成しました。

 

コロナ禍で外出を控えていたというご参加の方から「とても楽しい時間をすごすことができました」とお話し頂き、とても嬉しかったです。自分もふくめ不安に思うことの多い毎日、その中で安心に楽しく過ごして頂けるよう心がけていますが、「楽しかった」と笑顔で帰られていく姿を見て、講習内容へ合格点を頂けたのだと安堵しています。これからも喜んで頂ける講習会を準備していきます。2021/07/17


Ylihuomenna

オルキプッキの講習会

 

6月27日のヒンメリに続き、この日曜日オルキプッキの講習会が道新文化センターさん(札幌)で開催されます。

 

オルキプッキはいくつかのパーツを組み合わせて形にしていきますが、1体に使う麦わらは100本を超えます。三つ編みしたり麦わらを折り曲げたり、飾り糸やリボンを結んで可愛らしく仕上げます。ヤギというモチーフをつくるのは、ヒンメリと違って全体や顔のつくりなど好みのバランスで構成頂くので作る方の個性が表れます。出来上がったオルキプッキを見て「うちの子が一番カワイイ!」と喜ぶ参加者さまが続出。今回はどのようなリアクションを頂けるでしょうか。今から楽しみです。2021/07/09


夏の始まり

夏至の日に

 

1年でいちばん日が長い今日、夏の過ごし方を考えてフィンランドの友人たちはワクワクしていることでしょう。「サマーコテージでゆっくりして、魚を釣ったりサウナに入ったり。睦子、フィンランドの夏は最高だよ」とうっとり顔で話していたことを思い出して楽しい気持ちになっています。今週末の夏至祭では、Kesämökkiで makkara→olut→sauna がぐるぐる繰り返されるのでしょうね、いいなあ。

 

今週末といえば、道新文化センターさん(札幌)の延期になっていた講習会が27日(日)開催されることになりました。ご参加頂く皆さま日程調整をありがとうございました。お教室は大通り公園を見渡せる気持ちのよい広々したお部屋をセット頂きました。感染対策をしっかりしてヒンメリづくりを楽しんでもらえるよう準備をしています。ご参加の皆さま、今週日曜日お待ちしております!2021/06/21


どんな時でも

それをたのしむ

 

久々に開催する2つの講習会をとても楽しみにしていましたが、残念ながらどちらも延期になってしまいました。安心してご参加頂くためには仕方がないと担当の方とも話しました。延期によって日程があわなくなってしまった方には申し訳なく、先が読めないこの状況をもどかしく思います。

 

落ち着かない時には無心になって講習会で使う麦わらを切っていました。

7種類の長さを参加人数分全部で720本ほど切り終わった時は達成感に包まれていました。この麦わらでライ麦の素材感を楽しみヒンメリをつくって頂くことを想像するとワクワクした気持ちになります。

 

手しごとは気持ちを柔らかにリラックスさせてくれるものだと実感します。ヒンメリをつくる-飾る-眺めるには、ワクワクとのんびりという楽しいループしか存在していないと気づいた5月です。2021/05/28 


令和3年度 新興出版社啓林館 教科書への掲載

中学1年生未来へ広がる数学1

 

正多面体を紹介するページでヒンメリも登場します。「自分から学ぼう編」では私がつくったヒンメリの写真を採用頂きました。

 

数学の時間に「ヒンメリ」というワードが使われる日がくるなんて! 学びのお手伝いが出来ることは私にとって、とても誇らしく嬉しい出来事です。2021/04/01

 

新興出版社啓林館さん webサイト 


道新文化センターさんでのお教室が始まります

5月ヒンメリ、6月オルキプッキをつくる講座が開かれます

 

穂先部分の繊細なライ麦わらを使ってこのお教室のためにアレンジしたヒンメリと、札幌では初のオルキプッキの講習会です。

 

時間もたっぷりとっていますので、ヒンメリのことはもちろん育てているライ麦のことなど色々お話ししたいと思っています。新しいことを何か始めたいなと思っていらっしゃる方、フィンランドの手しごとに挑戦してみませんか。札幌中心部でとてもアクセスのよい場所です。ぜひご参加下さい!2021/02/25 (終了しました)


新しい年

今年楽しみにしていること

 

まだまだ出来ることは限られていますが、その中であってもワクワクを見つけていきたいと思っています。酪農学園大学さんとのヒンメリプロジェクトでは新たに実習内容の構成を考えたり動画教材を作ったり、私にとって2020年は多くの学びがありました。HIMMELI project   

 

自然素材に触れ、麦わらを1本1本つないでいく。無心になって“今”に気持ちを向けていると不思議に心が穏やかになってきます。ヒンメリづくりを通して出来上がった時の嬉しさや達成感を、笑顔になる瞬間を今年もたくさん見ることが出来ますように。2021/01/09