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▼2022年

北海道フィンランドウィーク ヒンメリワークショップ定員になってます!

いよいよ来週末から

 

「北海道フィンランドウィーク」スタートは28日(土)フィンランドサウナカルチャーイベントから始まります。北海道は新緑が美しい季節になり屋外でのサウナやスポーツを楽しむのにぴったりです!週末会場となるガトーキングダムサッポロでフィンランドを満喫して下さい。

 

週明け30日(月)からは市内中心部札幌市民交流プラザや北海道大学へ会場を移してフィンランドの文化やビジネス、教育・子育て、ジェンダー平等など様々なテーマでセミナーが行われます。6月2日(木)は文化と人々 DAY 。18時からヒンメリの体験ワークショップがあります。ご参加の皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!

 

北海道フィンランドウィーク

2022/05/21


オリジナル アームスタンドに飾ったヒンメリをつくります

2回完結講座

 

出版本「ヒンメリをつくる」に掲載しているディメンシオテーブルの上や飾り棚などに置いて楽しめます。今回はアームスタンドをセットした講習会なので、お家に持ち帰ってそのまま飾ることが出来ますよ。詳細はこちらをご覧下さい。講習会のご案内 

2022/04/22


北海道フィンランドウィーク

画像:フィンランド大使館 Facebookより
画像:フィンランド大使館 Facebookより

楽しみなイベントの予告です

 

駐日フィンランド大使館、ビジネスフィンランド、フィンランドセンター、在日フィンランド商工会議所(FCCJ)主催「北海道フィンランドウィーク」が札幌で開催されます!6月2日(木)の体験ワークショップではヒンメリが登場、私が担当することになっています。2019年4月フィンランド大使館で開催された「Feel Finland」でのご縁でお声がけを頂きました。

 

ワクワクする盛りだくさんのプログラム。所属している北海道フィンランド協会も全力でサポートすることにしています。詳しい内容はフィンランド大使館WEBサイトをご覧ください。▶https://bit.ly/377mFqc

2022/04/16


4月期ヒンメリ講座

糸をくぐらせる・固結びする。

 

札幌道新文化センター での4月期スタートの日、今日は基本動作の実習です。久しぶりに着彩している麦わらを使ったり華やかな色合いの材料でヒンメリづくりを楽しみました。

 

ビビッドな赤色に染まっている麦わらを見るのが初めての皆さんは、それが麦わらと知ってかなり驚いた様子。合わせる糸はグリーン・オレンジ・パープルなど6色からお好みの配色で仕上げました。

 

季節感や楽しんでもらえそうなアイテムなどを盛り込んで6回講座を進めていきます。シーズンイベントを意識した回もあったり、ヒンメリだけではなくフィンランド文化についても親しんでもらえたらと思っています。来月の講座もとても楽しみです。2022/04/13


札幌道新文化センター ヒンメリ講座

受講する方と一緒に

 

先日、昨年10月から始まった講座は半年間のカリキュラムが終了しました。定期的に開催する講座を持つのは初めてでしたので、たくさんの発見学びがありました。1回1回そして半年間計6回でどこまでのテクニックを紹介出来るか、作品はどのような内容がよいのかなどなど。ご要望をお聞かせ頂いたり、私の考えをお伝えしたり。通って下さる皆さんの思いが叶う内容をプラスして新たに4月期春の講座がスタートします。

 

3月一区切りの回では、おひとりおひとりにメッセージカードを書いてお渡ししました。ヒンメリを通じて出会えたご縁をこれからも大切にしていきます。継続の皆さま「はじめまして!」の皆さま、お会いするを楽しみにしています。2022/03/16


シックなヒンメリ

4月期からのカリキュラム

 

道新文化センターさんの春からの講座で製作する作品の1つです。ウッドビーズにあわせて黒のタッセルをアレンジしてみました。ナチュラルな麦わらと黒のコンビネーションは私にとって新鮮な印象です。組み合わせる色でずいぶん雰囲気が違いますね。

 

マットな質感のブラックアイアンを用いたインテリアなどを見かけますが、そんな空間にも似合うヒンメリです。2022/01/29


ウッドアームを使って

モビールアレンジのヒンメリ

 

出版本で紹介しているモデルで、オリジナルのウッドアームに吊り下げて飾ります。いくつかのヒンメリを組み合わせて構成するので、全体そして単体のヒンメリでも風をつかまえて回転します。アトリエには高さを変え3セットを1つのグループにして飾っていますが動きがとても面白く、造形的な魅力を見る側に感じさせるアレンジだなと眺めています。写真のように窓辺に飾ると、できる影も楽しめますね。

 

道新文化センターさん(札幌)で開講しているヒンメリ講座〈初級編〉では今月からこのモビールアレンジを製作しています。パーツ構成や連結のバランスはそれぞれお好みでつくって頂くので、同じものは1つもなく完成がとても楽しみです。2022/01/23


お道具の手入れ

切れ味は大切

 

講座で使用しているハサミをこの週末1丁1丁ていねいに研いでいます。特に刃の先端部分がよく切れるように意識して。ヒンメリをつくるための道具で「ハサミ」はとても重要なツールだと私は思っています。切れ味がよくなければたくさんの麦わらを正確に切るのは少し難しいかも。講座ではお道具のことや麦わらの扱い方などヒンメリを美しくつくる色々なヒントもお伝えしています。今年も4月から道新文化センターさん(札幌)でヒンメリ講座〈初級編〉が開講します。2022/01/16


伝えたいのはヒンメリをつくる楽しさ

一人一人のつくるのそばに

 

昨年は少人数になりますが対面講習会が本格的に始まりました。出来上がった時のうれしさいっぱいの表情を再び見ることができる喜びを実感。久しぶりに子どもたちと一緒にヒンメリづくりもしました。小さい手を器用に使い紙を巻いたり糸を縛ったり。しぐさや表情を見ているだけで幸せな気持ちになります。

 

これからも対面で接することでしか出来ないこと、得られないものや時間を大切にしていきたい。対面講習会を再開して思いを強くしています。今年も講習会やワークショップの準備を進めています。新しい年、自然素材に触れ手を動かす時間を一緒にいかがですか。いつもの暮らしにヒンメリが加わることでお部屋の雰囲気が変わりますよ。ぜひご参加下さい!2022/01/16


▼2021年

Hyvää joulua

クリスマスの準備

 

北海道立北方民族博物館さんの講習会や道新文化教室12月の講座も無事終わり年内のお仕事にもゴールが見えてきました。今年6月開催した講習会でつくって頂いたオルキプッキはどのように飾られているでしょうか。

今年私はもみの木の枝を花瓶に挿してオーナメントを下げたり、小さいイルミネーションライトと一緒にオルキプッキを飾ったコーナーをつくってみました。大がかりなデコレーションも魅力的ですが、ピンポイントでクリスマスを演出してみるというのも気軽でいいものです。

 

フィンランドはもちろん北欧のどの国でも、キャンドルを生活の一部として日常使いしています。私が招かれて伺ったどのお家でもキャンドルがとても印象的でした。日が短く暗いこの季節、温かにゆらぐたくさんの明かりで出迎えてくれた心遣いに感動しました。クリスマスシーズン、キャンドルを灯し優しい光に包まれる時間を楽しんでみませんか。2021/12/12


北海道立北方民族博物館 講習会

いよいよ今週末です!

 

網走にある北海道立北方民族博物館さんでの講習会が週末開催されます。昨年こどもたちのために、家の中にあるものを工夫してヒンメリづくりをするご提案をしました。(公式サイト内“おうちミュージアム” はくぶつかんクラブでレシピを公開中)今回小中学生対象に27日(土)紙袋やチラシを用いてストローをつくりヒンメリづくりをします。

 

カラフルな毛糸もクリスマスシーズンにぴったりな持ち帰り用の袋も準備しました。参加してくれるお子さんたちに喜んでもらえたらいいなと思っています。翌日は、私が育てたライ麦わらを使った大人向けのヒンメリ講習会を開催します。自然素材に触れ楽しい時間を一緒に過ごしたいです。

 

冬のこの季節、北方民族博物館さんでの講習会は3回目となります。移動の車窓風景を眺めることと、空き時間に博物館展示を鑑賞するのが毎回私の楽しみになっています。2021/11/23


酪農学園大学 ヒンメリプロジェクト

2021年の実習

 

今年はコロナ感染症対策をしっかり行い対面での実習が今日から始まりました。広々とした教室で距離を十分に取った配置、柔らかな日差しが入る空間でヒンメリづくりをしました。少人数で実習を行うため今週あと2回大学へ伺います。

 

落ち着いた雰囲気の構内を歩いていると、なぜか初めて訪れた時のフィンランドを思い出します。時期が同じだからでしょうか。初冬のモノクロに近い色彩の風景がフィンランドと重なるのかもしれません。

 

5年目のヒンメリプロジェクトも学生さんと一緒に素敵な作品をつくります。雪が積もる頃、黒澤記念講堂へ展示予定です。2021/11/15


麦の魅力がいっぱい

特集 麦の恵み いただきます

 

北海道の旬な情報を発信する ぶらんとマガジン社さん発行 北海道の総合情報誌「HO」最新号にヒンメリ作品や作家としての活動などをご紹介頂きました。表紙には、私が育てたライ麦も登場しています。

 

巻頭ページの様々な麦の解説はとても興味深く、日本国内の約70%が北海道産小麦であることを読みとても誇らしく思いました。それと同時に麦を育てる方々のたゆまぬ努力と情熱が、この素晴らしい結果をもたらしているのだと実感します。北海道の方はもちろん、道外にお住まいの方にもぜひ手に取ってほしい編集内容です。道内のおいしい情報もたくさん掲載されていますよ。ぶらんとマガジン社さん 

 

もう1つ取材のお話。北海道新聞社さん発行 札幌圏限定コミュニティーペーパー「さっぽろ10区」にもヒンメリについての情報が来週掲載されます。2021/11/05


取材がありました

10月末からのお楽しみ

 

出版本で制作した作品をアトリエにたくさん飾り先日取材を受けました。編集内容は写真も含めとても素敵にまとめて頂いています。フィンランドで初めてヒンメリと出合ったのが13年前。ずいぶん時は経っていますが、ショーウィンドウ越しに見たヒンメリの美しさや感動はいつまでも色褪せることはありません。

 

久しぶりにその時のシチュエーションや感情を言葉にして、いっぺんに2008年冬のヘルシンキへワープした感覚になりました。暮らしていたフィンランド。小高い丘の上に建つウスペンスキー大聖堂から見たヘルシンキの街やその場の空気感。当たり前ですが何もかもが日本とは違っていて、本当に遠くに来ているんだなと実感した瞬間などなど色々なことが蘇ってきます。思い出に浸る時間もなかなかいいものだなとこのテキストを書いて思っています。

 

取材内容のリリースはもう少し先なので、くわしいことはあらためてご紹介致します。2021/10/17


秋の始まり

                                                  
                                                  

手しごとが楽しくなる季節

 

この季節になると「はじまりますね」という気持ちになります。刈り取った麦がすっかり乾燥してよい具合に色が落ち着き、1本1本堅さを手で確認し使えそうな麦わらがたくさんある時は本当に嬉しさいっぱいです。

今年は10月から定期的なお教室が道新文化センター(札幌)で本格的にスタートします。毎回充実したものになるよう色々なアイデアを出し準備を進めています。もちろん私が育てたライ麦を使ったヒンメリづくりとなります。 詳細はこちら

 

コロナ禍でお家にいる時間が増え、生活空間をより意識する機会も多いのではと思います。暖かく柔らかなファブリックに衣替えしたお部屋にヒンメリはきっと素敵にマッチします。秋の夜長、動画鑑賞やゲームも楽しいですがハンドメイドの時間もぜひ!

 

秋の始まりと言えば、酪農学園大学ヒンメリプロジェクトもいよいよ動き出しました。コロナ対策を万全にして対面で製作作業をすることになり、今からとても楽しみです。これから2ヶ月間はヒンメリづくりとともに過ぎていきます。2021/09/23


収穫の時

道央も連日気温30℃越え

 

道産子にはちょっと堪える暑さが続いています。7月に入ってから良い天気が多く麦の成熟がいっきに進みました。今年は特に実入りがよい様子。桿の状態はどうでしょうか。これから乾燥させて確認していきます。

 

7月11日の講習会では、オルキプッキと一緒に飾って楽しんで頂ければと麦の穂をおみやげに用意しました。長時間の講習ですが、オルキプッキの足を美しく折り曲げるコツを皆さんと意見交換したり、ライ麦・小麦の違いとか畑で育つ麦の話やフィンランドの麦事情などをおやつブレイクしながらご紹介したり。あっという間に時間が過ぎ、オルキプッキはどの子もステキにとても可愛らしく完成しました。

 

コロナ禍で外出を控えていたというご参加の方から「とても楽しい時間をすごすことができました」とお話し頂き、とても嬉しかったです。自分もふくめ不安に思うことの多い毎日、その中で安心に楽しく過ごして頂けるよう心がけていますが、「楽しかった」と笑顔で帰られていく姿を見て、講習内容へ合格点を頂けたのだと安堵しています。これからも喜んで頂ける講習会を準備していきます。2021/07/17


Ylihuomenna

オルキプッキの講習会

 

6月27日のヒンメリに続き、この日曜日オルキプッキの講習会が道新文化センターさん(札幌)で開催されます。

 

オルキプッキはいくつかのパーツを組み合わせて形にしていきますが、1体に使う麦わらは100本を超えます。三つ編みしたり麦わらを折り曲げたり、飾り糸やリボンを結んで可愛らしく仕上げます。ヤギというモチーフをつくるのは、ヒンメリと違って全体や顔のつくりなど好みのバランスで構成頂くので作る方の個性が表れます。出来上がったオルキプッキを見て「うちの子が一番カワイイ!」と喜ぶ参加者さまが続出。今回はどのようなリアクションを頂けるでしょうか。今から楽しみです。2021/07/09


夏の始まり

夏至の日に

 

1年でいちばん日が長い今日、夏の過ごし方を考えてフィンランドの友人たちはワクワクしていることでしょう。「サマーコテージでゆっくりして、魚を釣ったりサウナに入ったり。睦子、フィンランドの夏は最高だよ」とうっとり顔で話していたことを思い出して楽しい気持ちになっています。今週末の夏至祭では、Kesämökkiで makkara→olut→sauna がぐるぐる繰り返されるのでしょうね、いいなあ。

 

今週末といえば、道新文化センターさん(札幌)の延期になっていた講習会が27日(日)開催されることになりました。ご参加頂く皆さま日程調整をありがとうございました。お教室は大通り公園を見渡せる気持ちのよい広々したお部屋をセット頂きました。感染対策をしっかりしてヒンメリづくりを楽しんでもらえるよう準備をしています。ご参加の皆さま、今週日曜日お待ちしております!2021/06/21


どんな時でも

それをたのしむ

 

久々に開催する2つの講習会をとても楽しみにしていましたが、残念ながらどちらも延期になってしまいました。安心してご参加頂くためには仕方がないと担当の方とも話しました。延期によって日程があわなくなってしまった方には申し訳なく、先が読めないこの状況をもどかしく思います。

 

落ち着かない時には無心になって講習会で使う麦わらを切っていました。

7種類の長さを参加人数分全部で720本ほど切り終わった時は達成感に包まれていました。この麦わらでライ麦の素材感を楽しみヒンメリをつくって頂くことを想像するとワクワクした気持ちになります。

 

手しごとは気持ちを柔らかにリラックスさせてくれるものだと実感します。ヒンメリをつくる-飾る-眺めるには、ワクワクとのんびりという楽しいループしか存在していないと気づいた5月です。2021/05/28 


令和3年度 新興出版社啓林館 教科書への掲載

中学1年生未来へ広がる数学1

 

正多面体を紹介するページでヒンメリも登場します。「自分から学ぼう編」では私がつくったヒンメリの写真を採用頂きました。

 

数学の時間に「ヒンメリ」というワードが使われる日がくるなんて! 学びのお手伝いが出来ることは私にとって、とても誇らしく嬉しい出来事です。2021/04/01

 

新興出版社啓林館さん webサイト 


道新文化センターさんでのお教室が始まります

5月ヒンメリ、6月オルキプッキをつくる講座が開かれます

 

穂先部分の繊細なライ麦わらを使ってこのお教室のためにアレンジしたヒンメリと、札幌では初のオルキプッキの講習会です。

 

時間もたっぷりとっていますので、ヒンメリのことはもちろん育てているライ麦のことなど色々お話ししたいと思っています。新しいことを何か始めたいなと思っていらっしゃる方、フィンランドの手しごとに挑戦してみませんか。札幌中心部でとてもアクセスのよい場所です。ぜひご参加下さい!2021/02/25

 

道新文化センターさんのサイト

詳細・お申し込みは こちらをご覧下さい  


新しい年

今年楽しみにしていること

 

まだまだ出来ることは限られていますが、その中であってもワクワクを見つけていきたいと思っています。酪農学園大学さんとのヒンメリプロジェクトでは新たに実習内容の構成を考えたり動画教材を作ったり、私にとって2020年は多くの学びがありました。HIMMELI project   

 

自然素材に触れ、麦わらを1本1本つないでいく。無心になって“今”に気持ちを向けていると不思議に心が穏やかになってきます。ヒンメリづくりを通して出来上がった時の嬉しさや達成感を、笑顔になる瞬間を今年もたくさん見ることが出来ますように。2021/01/09